2013.02.08 | 世界最大のシールドマシンの組立-油圧トルクレンチ実績 |
[ 写真提供:日立造船(株)]
油圧トルクレンチとボルトテンショナーの大型ボルト締め使用実績
日立造船の世界最大のシールドマシン(泥土圧シールド掘削機)の組立て、
大型ボルト締め作業に「プララドの油圧トルクレンチとボルトテンショナー」が
使われました。フレーム組立 M48ボルト、旋回台軸受 M64ボルト締め作業用。
使用機種:
プララド 油圧トルクレンチ 使用機種:PL1200SC、最大トルク12,000Nm
プララド ボルトテンショナー 使用機種:M64用
世界最大のシールドマシン 「Bertha(バーサ)」
日立造船(株)は、「 直径17.45mの世界最大のシールドマシン 」を堺工場で製作。これまでの最大である約15mを大幅に上回る。アメリカのシアトル市のトンネル工事向け。堺工場で試運転したあと解体して船積み。2013年3月にシアトルに到着し、6月から市中心部の高架道路を地下トンネル化する工事に使う。約1年半で全長約2.8kmを掘り進める予定。
前面に付けた合金製のカッターが機体の先端部ごと回転し、土や岩を削って進む。また同時にトンネルの壁面も取り付けていく。速度は最大時速3.6メートルで、従来機の3倍。カッターの一部はマシン内部から交換でき、交換作業時の安全性を高めた。
シールドマシン(泥土圧シールド掘削機)1機
( 直径17.45m、全長:約110m、総重量は約7,000トン )
油圧トルクレンチ PL1200SC |
世界最大の泥土圧シールド掘進機(日立造船) |