油圧トルクレンチの緩め方は？

油圧トルクレンチは一方向ラチェット機構ですので、緩め作業は油圧レンチの出力軸を締め付け時とは反対向きに装着してください。接続する油圧ポンプの「作動ボタンを押して、離してを繰り返す」ことで1回のピストンストロークで約30度ずつボルトを回転させながら緩められます。

【ソケット交換型の場合】は出力軸の赤いプッシュボタンを押すと出力軸が引き抜けますので、反対側に挿入し装着することで緩め作業ができます。

【センターホール型（メガネ型）の場合】は油圧レンチの表面と裏面を反対に裏返すだけで緩め作業ができます。

ボルトを緩める時は締め付けトルク値の1.3倍以上でレンチの機種選定をしてください。特に錆びたボルトを緩める時にはトルクに余裕を持って1.5倍増しの機種選定が必要です。
専門担当者が取り合い確認、使い方指導、無料デモが可能です。使い方など分からないことがあればいつでもご連絡ください。
油圧トルクレンチメーカー（株）日本プララド